盗聴器調査

はじめに

防犯対策で一番大切なこと

防犯対策で一番大切なことは何でしょうか? それは、高価な防犯設備を設置することでも、警備会社と契約することでもありません。大切なことは「防犯意識をもつこと」です。
どんなに高性能なセキリティシステムを導入しても「ちょっとゴミ捨てに行くだけだから」と、スイッチをオフにしたままでは意味がありません。
そして、犯罪者はそういった「ちょっとしたスキ」を衝いて、あなたの家に侵入してきます。

こんなにある!! 盗聴の手口

  • 無線LANからの盗聴
  • 前の住人が退去時に盗聴器を仕掛ける
  • ワイヤレスマイクの電波から会議の内容がタダ漏れ
  • 郵便物やプレゼントの中に仕掛けられた盗聴器
  • パソコンやFAXを介したパスワード漏洩

こんな場合は要注意!!

  • 自宅近くに不審な車が長時間止まっている。(電波式の盗聴器の場合、車に積んだ受信機器で電波を受信している可能性があります。特に夜間に長時間、人の乗った車が止まっている場合は要注意)
  • 電話の音声に雑音が混じる。(電話回線に盗聴回線を繋がれている可能性)
  • 空き巣に入られた。(再侵入のために盗聴器を設置していくことがあります)
実際の公開ページでは回答部分が閉じた状態で表示されます。
  • 盗聴器とはどんなものですか?

    最近の盗聴器は、電波を使って拾った音声を遠方に飛ばし、受信側で録音することがほとんどです。このため、盗聴器自体には録音や再生機能はなく、非常にコンパクトになっており、目立ちにくいことに加え、電池式だけでなく電気配線に直結するタイプのものもあり、電気が使える限り、数年~10年以上に渡って盗聴し続けるものもあります。
  • どのくらいの音まで盗聴されますか?

    盗聴器の性能によりますが、高性能なものであれば、壁が薄いと隣室の音声なども拾われることがありますので、部屋に仕掛けられていないからといって安心はできません。建物の配置や構造次第で、例えばトイレ、ふろ場、更衣室の音声が屋外や隣室から盗聴される場合もあります。
  • 電波はどのくらい飛びますか?

    立地条件や盗聴器の性能、受信機の性能によりますが、数十メートル~100メートル以上離れていても電波を受信できます。中には1km以上も先から受信できることもあります。
  • 素人でも簡単に入手したり設置できるものなのですか?

    ネットショップや電気店などで、安ければ数千円~、高性能のものでも十数万円程度で購入することができ、延長コードなどの電気製品に偽装したものであれば誰でも簡単に設置ができ、発見することも困難です。

    例えばネットオークションで購入した中古の家庭用電化製品に盗聴器が仕込まれている・・・といったことも考えられます。
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情報漏洩対策・女性スタッフ

盗聴調査は通常、家屋や施設の中で行いますが、公共施設などでは、人目に付く場所での調査が営業に差し障ったり、イメージダウンにつながる可能性があります。また、保安上の理由などから内部の同居人や従業員、施設利用者などに調査について伏せておきたい場合があります。

そういった場合は、電波調査は近隣に駐車した車内に機械を設置して行うこともできます。(現物の目視確認や撤去作業は実際に建物内での作業が必要です)。また、請求書などの書類から秘密が漏洩しないように、記載内容やご連絡の内容について配慮が必要な場合は遠慮なくお申し付けください。

また、女性の一人暮らしなど、男性調査員に直接相談しにくい場合は、女性スタッフによる対応も可能です。(女性スタッフを単独で派遣することはありません)

調査の流れ

Step
1
まずは無料相談とお見積り
調査にかかる費用につきましては、調査する広さや場所に応じて事前に明確な金額をお見積りさせていただきますので、まずはお気軽にお電話またメールフォームからご相談ください。

出張費や盗聴器の撤去費も含めて算出いたしますので、調査場所が予定より大きく異なるといった場合を除き、お見積りの金額を越えてご請求することはございませんし、盗聴器発見後に撤去費用などの追加料金を請求することも一切ございません。

各種コンサルティング業務につきましては、ニーズに応じて料金が異なりますので、ヒアリングを実施後に後日ご提示させていただきます。
Step
2
現地確認
調査現場を確認し、調査方法と調査機材の詳細、お時間などを詳しくご説明し、お見積り書を提示いたします。なお、調査依頼自体を盗聴される可能性があるため、詳しい説明などは場所を変えて行うか、盗聴妨害器を作動させて行います。

調査自体は電波追跡等の機械調査を実施しますが、室内の目視確認や状況のヒアリングだけでも、盗聴被害の有無や盗聴器の設置場所等について目星がつくこともあります。
Step
3
ご契約
調査費用や調査方法などをご確認いただいた上でご契約をお願いいたします。ご契約後には速やかに調査の実施や盗聴器の撤去作業に入ります。

なお、壁に穴を空けたり、電話回線や電気の配線に手を加える必要がある場合は、必ず事前に確認いたします。また、そういった作業の場合は、有資格者による工事前の安全確認や手続きが必要になる場合がございます。
Step
4
調査・撤去
ご契約後に速やかに調査を開始します。最新式の盗撮調査機材と、経験豊富な有資格者による電波の追跡と目視確認を行います。

※ 電器製品や照明器具、ブレーカー、電話機等をONにした状態で調査します。
※ VOX型(音声感知式)盗聴器の確認の際に、音楽等を流す場合があります。

盗聴器等の電波が存在する場合は、ご依頼主様に電波の確認をして頂いた上で、撤去の同意を頂きます。盗聴器の現物を発見した場合は、その場で確認をお願いしてから撤去いたします。

※ 電話回線に盗聴器が仕掛けられている場合は、NTTの立会いが必要になる場合があります。
※ 電気の配線に手を加える必要がある場合、電気工事士の資格が必要になる場合があります。
※ 犯罪として被害届等を出される場合は、証拠保全のために撤去前に警察官の確認や、作業の録画が必要になる場合があります。

撤去に当たって追加費用はいただきませんのでご安心ください。

なお、同居人や第三者(公共施設の利用者など)に調査自体を知られたくない場合は、電波調査は近隣に駐車した車内に機械を設置して行うこともできます。(現物の目視確認や撤去作業は実際に建物内での作業が必要です)
Step
5
結果報告
撤去後に、盗聴電波が出ていないことを確認して結果をご報告いたします。(文書での報告が必要な場合はお申し付けください)

撤去した盗聴器の処分方法の他、今後の盗聴対策や防犯対策についてもお話させていただきます。

警察に被害届を出す場合や、民事裁判を起こす場合、盗聴器は重要な証拠品となるため、結果報告書と合わせて厳重に保管してください。
Step
1
見出し
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調査の実例

それは、6世帯が入居している小さなアパートの2階に住む、30代の女性からの依頼でした。

夜間に繰り返されるピンポンダッシュに不信感を覚えた女性は、自宅が何者かの標的にされているのではないかと疑い、調査を依頼してきたのです。

調査開始から1時間後、盗聴電波を確認し場所の特定を進めると、なんと設置されていたのは依頼者の女性の部屋でなく、隣の20代の夫婦が住む部屋でした。

隣の若いご夫婦に事情を説明すると、動揺を隠せないながらもすぐに撤去を依頼され、30代の女性が住む部屋との間の壁にあるコンセント内部から盗聴器を発見しました。

100円ライターほどの小型で高性能なものです。

後に事情を確認したところ、このご夫婦が入居される前には若い女性が一人で住んでいましたが、ストーカー被害に遭い転居されたようです。その時に仕掛けられた盗聴器がそのまま残っており、その電波を受信した受信マニア(無線マニア)の何者かが、電波の出所の部屋を調べるためにピンポンダッシュを繰り返していたのではないかと思われます。

全国に受信マニアと呼ばれる人間は多数おり、航空無線や消防無線などのあらゆる電波の受信を趣味としている人達です。

その中にはこうした盗聴器からの電波を受信し、その内容に興味を持って自分自身が盗聴に手を染めてしまったり、ストーカーと化してしまうケースもあるといいます。

この件は、自分自身に盗聴される覚えがなくとも被害に遭ったり、盗聴器を設置した犯人とは無関係な人間によって盗聴される可能性もあるという、盗聴犯罪の複雑さや恐ろしさを教えてくれます。


近年、ラブホテルやビジネスホテルの室内に盗聴器を設置される被害が発生しています。

一般客として宿泊した犯人が、コンセント内部など清掃時に見つかりにくい場所に盗聴器を設置し、それ以降の利用者の様子を盗聴や盗撮するのです。

こうした行為は、発覚しにくいわいせつ目的の個人的な犯行だけではなく、盗撮したデータを用いた脅迫や、インターネットでの販売、拡散などより悪質で組織的な犯行につながる可能性もあります。

ホテル側としても、ホテルの室内で盗聴や盗撮をされたという噂が出るだけでも死活問題になりかねません。

実際に当社が仙台駅前の某シティホテルから盗聴電波が2波出ていることを確認した翌日には、無線マニアの匿名掲示板にそのことが投稿されている、という事態もありました。

情報セキュリティマネジメント

盗聴器の調査や撤去だけでなく、アフターケアや事前予防のため、防犯設備士による防犯アドバイスや、総合的な情報セキュリティマネジメント、防犯カメラの設置業務なども請け負っております。

2024年には、日本最大の動画投稿・視聴サービスのサーバーがマルウェアに感染し、顧客の個人情報などが流出するという事件が起こりました。

企業秘密や顧客情報など、無形財産とも言える「情報」を守るためには、専門的な知識を持つ第三者のチェックや、秘密情報を取り扱う責任者への研修などが有効です。

逆に言えば、基本的な対策をしっかりと行っていれば、リスクの大半を防止することができます。

マンションや個人宅向け
・ストーカー対策
・不法侵入対策
・盗聴器調査、自宅用防犯カメラの設置

企業や自治会向けの防犯コンサルティング、セキュリティ研修

・情報漏洩リスクチェック
・不審者対策、侵入予防チェック
・防犯カメラを駆使した広域監視体制
・防犯アドバイス、防犯研修
・万が一の事態に備えた対応マニュアル作り
・定期的な電波チェック(機械的な盗聴や盗撮対策に最も有効です。特に、最新式の機械ほどデジタル化がすすみ、簡単に設置しやすく、長時間稼働し、電波によって遠隔操作や情報収集をするため、犯人がリスクを冒して回収しにくることがないため、一度設置されると日常の点検や警戒では発見することが困難です)


など、個々のニーズに応じた対策もお任せください。